にんじんCLUB｜畑と台所をつなぐにんじんCLUB

核家族化が進んでいる現代では、子供たちが独立すると、夫婦二人だけの暮らしで高齢世代を迎え、食事のパターンが決まってきたり、簡単なもので済ます方が多くなってきました。
さらに、一人暮らしをする高齢者も増えており、ますます食事に関心を失ってしまう傾向にあるようです。
にんじんCLUBの高齢または熟年の会員さんたちは、実際にどんな風に野菜生活を工夫しているのかをご紹介します。

自分が高齢になり、歯が悪くなったり噛むことがおっくうになったりして消化吸収能力が低下していました。でも、知人から消化の良い柔らかいものばかり摂り続けていると、慢性の便秘になってしまう、と聞きました。時々は食物繊維を摂り胃腸を刺激しようと思い、ゴボウやニンジンなどを適宜に柔らかめに煮て、食べています。無農薬栽培の根物野菜は、火の通りが早くて短時間で調理できて、重宝しています。

リューマチを患っていますが、状態が安定してきたので、嬉しいです。この年になって、最近は、お医者さんとも相談して薬も減らすことができました。
これも野菜中心の食事のおかげです。

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私は朝ごはんを一番ゴージャスに作っています。おかずの種類は8～10種類くらいありますよ。年寄りなので朝は早く目が覚めて、散歩のあと、6時位から朝ごはんを作ります。私は身体を冷やさないように、毎日朝から温野菜のサラダをしっかり食べています。もちろん、ドレッシングも手作り。ゴマを多めに作ったドレシングで1週間、使い回しします。朝から元気がでて、夜は早く眠くなりますよ。

野菜BOXが毎週来るので、野菜が余ってきてどうしようかと思っていましたら武部さんから、干し野菜にするといいわよ、と教えてもらいました。今は時々、庭に野菜を切ったものを干して、使っています。野菜って干すと、甘みが増して、火の通りも早くて、美味しいんだと知りました。そういえばキリ干し大根がそうですものね。これからも干し野菜生活、エンジョイします。

私は70歳です。この年代は“男子厨房に入るべからず”という教えだったんですが、最近認識を改めて、厨房にお邪魔しています（笑）そしてなんと、奥さんに料理を教わっているんです。頭と体を適度に使うので、認知症防止にぴったりだと思いました。友人にも薦めていますよ。料理ができたときの嬉しさ、楽しさ。もっと前に知っていたらなと思いましたし、なんといっても、奥さんに感謝ですよ。野菜の良さも、料理するとすぐに分かりますしね。